【第14回】北海道 津別峠
第14回は北海道津別峠。
場所は道東。屈斜路湖の西側にあり、標高は900mを越えています。この屈斜路湖、摩周湖周辺は近くに大きな都市もなくそこそこの標高があるところが多いので、北海道の中でも条件のいい星空を観られるエリアかと思います。
光害については、弟子屈や川湯温泉の街明かりがあるのと、網走や釧路方面の明かりが遠くにあるのがわかりますが、空に影響を与えるほどではないかと思います。おそらく、ここより条件のいい星空を求めるなら、テント持参で2泊以上の行程を経て登山するしかないかと思われます。
視界についてですが、早朝に屈斜路湖を覆う雲海を見るツアーが組まれる位なので、屈斜路湖方面つまり東側は申し分ないです。その他の方面は結構高い木が繁っているため、20度位より上を観察する形になります。
条件は素晴らしいのですが、時々遊びにやって来るマナーの良くない人がいるのは問題かと思います。私が撮影したときも、突然やって来て、アイドリングストップしたままライトも付けたまま何をするでもなく30分以上滞在する人がいました。本当に邪魔でした。
しかし、ここ津別峠は私個人ととても相性のいいところなようで、周囲の観測スポットが雲で覆われているときでも、ここだけは晴れていてくれることが多いです。
写真は1枚目及び3枚目は南側の天の川、2枚目及び4枚目は東側の屈斜路湖方面を撮影したものです。
撮影時期は1・2枚目は2016年6月中旬、3・4枚目は2015年9月中旬です。
空の暗さ:5
視界良さ:4
アクセス:3
総合評価:5