【第18回】北海道 銀泉台
第18回は北海道の銀泉台。
大雪山系赤岳の登山口で標高は1500m!道内では車で行ける最も標高の高い場所です。日中は景勝地で、日本一早い紅葉が有名です。
この数年ずっとここで星を観ることを目指していたのですが、日程や天気の都合で叶わず、今回やっと念願が叶いました。
ここまで通行可能な期間は6月下旬から10月上旬で、それ以外は冬季通行止めとなっている他、紅葉真っ盛りのシルバーウィーク辺りもマイカー規制が行われます。
天体観測ができるのはごく限られた時期です。
光害について、標高の高さに加えて北海道のど真ん中に位置し、旭川とも大雪山を挟んで反対側にあるため、ほぼないと言っても過言ではありません。南側に70kmほど離れた帯広の街明かりがあるのですが、それ以外はまさに漆黒の世界。前回の函岳に勝るとも劣らない暗さです。天頂の暗さはこちらが上でしょう。
視界は、南側が崖になっていて最高ですが、帯広の街明かりがあります。他の方角は登山口と言うこともあり山肌が迫ってきていたり高い木があったりでそこまではよくありませんが、悪くもないです。
結論。全国でも最高峰の天体観測スポットだと言えます。
写真は1・2枚目が南側を、3枚目が北北西を、4枚目が東側を撮影したものです。
ちなみに、4枚目の中央やや右上にはアンドロメダ星雲が写っています。
撮影時期は1枚目が2018年7月上旬で2枚目以降が2016年9月下旬です。
空の暗さ:5+
視界良さ:4
アクセス:2
総合評価:5