【第32回】長野県 しらびそ高原(クレーター跡地:土捨て場)
第32回は長野県のしらびそ高原(クレーター跡地:土捨て場)。前回紹介したハイランドしらびそから4kmほど離れた位置にあります。数万年前に直径4~50mの小惑星が激突してできたクレーターに土を埋めてできた場所です。細く曲がりくねった峠道が続くなかで突然出てくる平坦な広場。天体観測の聖地とも言われています。
私が訪れたのは新月快晴の休日前と言うこともあり、昼間に下見に着た段階ですでにいい場所は車で埋め尽くされていました。
標高はなんと1818mで、ハイランドしらびそよりは少し低いのですが十分に高いです。
視界は南側が崖になっており、それ以外の方角は木々がありますが広さもあるのでとても良好です。
光害について、この辺りには建物もなく、ハイランドしらびそと同様(同じ地域なので当然ですが…)に地平線を見渡すと光が感じ取れますが、近くに建物等人工物がないのでその分だけよいです。
天頂は暗いので、天体望遠鏡での星雲や惑星の観察にはもってこいでしょう。
天の川も、とてもはっきりくっきり観られました。
写真は、1、2、4枚目は南側、3枚目は南東を、5枚目は北側を撮影したものです。
撮影時期は2017年4月下旬です。
空の暗さ:4+
視界良さ:5
アクセス:2.5
総合評価:4.5