【第33回】群馬県 赤城山
第33回は群馬県の赤城山。群馬県南部に位置する信仰の山で、厳かで清浄な雰囲気が漂っています。
首都圏から比較的近いので、新月快晴時には多くの天文ファンで賑わうと言われています。が、なかなかの高低差と整備された道が続いているため、走り屋なみなさんも集います。
今回は、ペルセウス座の流星群が極大になる日に出向いたのですが、月齢的には条件がいいとは言えない…どころか本が読めそうな程の月明かりだったので、評価が難しいことを先にお伝えいたします。
標高は1400mもあり、曇りが続いた日とは言え夜中の気温は17℃で、お盆の時期とは思えないほど涼しかったです。
今回観測した場所は、周囲を山々に囲まれているとは言え、大沼の畔の開けた広場で視界も良好でした。
光害について、そもそもこの日は先にも書いた通り月が相当明るかったのですが、それでも西から北西の山際は街明かりが際立っていました。それでも天頂付近はうっすら天の川も見えていたので、新月近辺であれば素敵な天体観測スポットになると思いました。
写真は、1枚目は北側、2・3枚目は北東側、4枚目は北西側を撮影したものです。
撮影時期は2017年8月中旬です。
空の暗さ:3.5
視界良さ:4
アクセス:4
総合評価:4